夏休みに読書感想文のレッスンを受講される方へのお願いです。
読書感想文に取り組む場合、レッスン時間を有意義なものとするため、講師側でも準備を行います。保護者の皆様にはお手数をおかけしますが、ご理解のうえご協力いただけますと幸いです。
レッスンで生徒様一人ひとりの個性を引き出し、今年の読書感想文の思い出が良いものとなるよう努めます。
〔ご準備〕
・レッスン1週間前までに、本を選んでお知らせください。講師側の準備期間が必要になるためご協力をお願いいたします。
・大変恐縮ながら、講師側の準備のため、原則として書籍代をご負担頂くことになります(講師が保有している場合等はその限りではありませんが、新刊の場合はご負担いただく可能性が高いです)。書籍名をご連絡いただいた後に、必要になる場合は書籍代に関するご案内をいたします。なお教室の推薦図書からお選びいただいた場合、書籍代はご不要です。
・本を読む際、自分が印象に残った箇所に付箋をつけてください。レッスンを効果的に進めるために、ご協力をお願いします。
〔オンラインレッスンについて〕
・当教室のレッスンでは、読書に親しみ、お子様の考えを深めることを第一義としています。コンクールに入賞させることは目的としていません。また、仕上げに向けてできる限りサポートをいたしますが、時間内に書き終えるためのレッスンではないことをご理解ください。
・レッスン後には、お子様自身の作業が必要です。
レッスンでは文章の構成や、記述内容について、お子様とお話をしながら考えていきます。レッスン後にメモをお渡ししますので、それをもとにお家で清書をお願いします。
なお、事前に下書きを送っていただいた場合、レッスンではフィードバックをしつつ加筆修正を進めます。この方法をご希望の場合は、レッスン前日までにPDFもしくはお写真にて下書きをお送りください。
・作文は1回まで添削・フィードバックをしますので、ぜひお送りください。2-3日以内をめどにお返しします。2回以上の添削やフィードバックを希望される場合は、追加の受講や添削費のご案内を差し上げます。
〔ご入金について〕
・お申し込みから10日以内でのご入金をお願いしております。期日内にお済みでない方はお手続きをお願いします。再度のご連絡をもってもご入金がない場合、キャンセル扱いとさせていただくことがあります。
夏休みは繁忙期で、一人でも多くの方に受講していただきたいため、何卒ご理解いただけますと幸いです。
〔よくある質問へのご回答〕
お家で取り組む際や、レッスン前の準備として参考にしてください。
Q.どのような本を選べばいいですか?
ひとことでいうと、「気にいった本」です。
お家の方ではなく、お子様が気にいった本です。
避けたいのは、読書感想文に書くからといって、「難しい本」を選んでしまうことです。
難しい本は、お子様にとっては「つまらない本」であることが多く、その気持ちはそっくりそのまま感想文に表れてしまいます。
読書感想文のために本を買ったり借りたりしてくださった場合は、その中でお子様が「おもしろい!」「この本、好きだな」と思えるものを選ぶことをおすすめします。
もしピンとくるものがなかった場合は、思いきって、家にあるお気に入りの本を探してください。
何度も読み返した本や、もう一度読みたいと思う本はないでしょうか。
自分が心から気に入っている本であれば、自然体で感想文を書くことができます。
Q. 普段、読書をしないので、学年相当の本を読めるか心配です。
決して無理をせず、読みやすい本を選んでください。
読書感想文で大事なのは、どの本を読むかではなく、どう考え、どう表現するかです。
普段あまり本を読まないお子様にとって、読書感想文は大変な取り組みです。
まず本を読み、内容を理解し、そのうえで自分の考えを表現しなければなりません。大人であっても、自分が不慣れなジャンルの本を読んで、まとまった長さの感想文を書くのは大変ではないでしょうか。
コンクールに出すのでなければ、読書感想文の課題図書のなかから、自分の学年より下の課題図書を選ぶのもよいと思います。
極端な話、教室では、選ぶのは絵本や漫画でもよいと考えています(※)。
実際に定期クラスの「お気に入りの本を紹介しよう」というテーマのレッスンでは、漫画を紹介する子もいます。自分の好きな本であれば、考えを深めやすく、文章を書くために読み返しているときの目もキラキラしています。
絵本をレッスンテーマに選ぶこともあります。絵本はストーリーがシンプルで理解しやすいからこそ、考えることや想像することに集中しやすいというメリットがあります。
お子様が自分の考えを表現しやすい本を選んでいただくことをおすすめします。
※学校の課題で規定などがある場合を除きます。
Q. レッスンを受ける前にどのような準備をすればいいですか。
本を選んだら、もう一度パラパラとめくりながら、自分が好きなページや、気に入っているシーンに付箋を貼ってください。
付箋はいくつ貼ってもかまいません。この付箋はレッスン当日、感想文を書く際の手助けになります。
以前読んだことがあり気に入っている本の場合も、レッスン前に一度読み返してください。
もし余裕があれば、なぜ気に入ったのかを付箋にひとこと書いておくと、読んだときの気持ちを思い出しやすくなります。
Q. 教室の図書はありますか?
下記をご参照ください。