勝どき作文教室では、時事問題や社会課題を取り上げながら、思考力・観察力・表現力を育てるレッスンを行っています。
中学受験をする・しないにかかわらず、時事や社会課題に触れることはとても大切だと考えています。講師が記者出身というバックグラウンドを活かし、小学生でも楽しくわかりやすく学べるよう、教材開発には特に力を入れています。6月・7月に実施したテーマの一部をご紹介します。
【時事】万博を通して世界を見る
特徴的なパビリオンを4つ取り上げ、それぞれの国や地域がなぜ出展するのか、その背景や目的にも目を向けました。特に、紛争が起きている国・地域の出展内容に着目して比較しました。また自分が担当者になったときどのようなパビリオンにしたいかも考えました。
【時事】コメの価格高騰を読み解く
コメの価格がなぜ上がったのか、備蓄米の目的とは何か、ニュース動画や記事を使って考えました。需要と供給、買い占めなどの経済的な視点を、小学生にもわかるように整理してお伝えしました。時事をもとに思考力を鍛えるこの取り組みは、中学受験対策にもつながります。
【社会課題】アニマルウェルフェア(動物福祉)を考える
「動物にとっての幸せ」とは何か、飼育方法のちがいを写真などで見ながら議論しました。命や倫理に向き合うこうしたテーマに対峙することで、自分以外の立場に立って考える力や、ものごとを多面的にとらえる姿勢が育ちます。
【観察】パッケージの工夫を見つける
商品のパッケージをじっくり観察し、「なぜこの形なのか?」「どんな工夫があるのか?」を作文にまとめました。同じものを見ても視点が異なる面白さがあり、個性あふれる作品がそろいました。観察力は記述力の土台です。
